月別アーカイブ: 2009年6月

CS4 有効期限切れ?

つい数日前の深夜、ふとMacのモニタ画面を見ると「この製品のライセンス有効期限が切れています」との表示。
えっ? と思ってPhotoshopを起動しようとしても、同じメッセージが表示されてダメ。
うっそ~! と思ってIllustratorやDreamweaverを起動しようとしてもダメ。

私は普段、仕事でアドビのCreative Suite 4 Design Premiumを使っているのですが、CS4に含まれる全てのアプリが起動できない…。
もちろん有効期限付きの体験版じゃありません。
ちゃんとした製品版で、アップグレードに11万円くらいしたのに!

と思いつつ、なんとなく察しは付いていたのです。

メッセージが表示されたのが、6月1日。つまり5月31日で有効期限が切れたのではないかと。ですが、体験版ではありません。

ということは、以前に使っていた、評価版が悪さしているのではないのかと。

実は、昨年の秋にレビュー用にと、CS4の評価版を使っていました。

で、昨年末に製品版をアップグレードした際に、それまで使っていた評価版は正規の方法でアンインストールしてから、製品版をインストールしたのですが、評価版の設定ファイルが残っていて、そちらの有効期限が来てしまったのだろうと想像したのです。

ネットで情報を調べると、だいたいそんな感じで合っていました。

やむなくCS4をアンインストールしてから、あらためてCS4をインストール。
したのですが、ダメ。この時点で深夜2時頃。

で、CS4をアンインストールしてから、評価版などの過去の設定ファイルを完全に削除するスクリプトがアドビのサイトにあったので、それを実行。
そしてあらためてCS4をインストール。
したのですが、ダメ。この時点で深夜4時頃。

この日は諦めて翌朝、アドビのサポートへ連絡。
事情を説明すると、

Library/Application Support/Adobe/Adobe PCD/cache/cache.db
(MacOSXの場合)

の「cache.db」を削除することで、PhotoshopCS4などを起動(要シリアル入力)することができました!
やった! と思ったのも束の間、なぜだかAcrobat 9 Proだけ、あらためてシリアル入力を求められる。しかも正規のシリアルを入れても弾かれる…。
CS4パッケージのひとつなのに、なぜか単体製品のような反応。

再度、アドビのサポートへ連絡。

すると、「cache.db」の削除に加え、

Library/Preferences/FLEXnet Publisher/FLEXnet
(MacOSXの場合)

のフォルダ名をリネームするよう指示があったので、フォルダ名を変更。
ですが、やはりAcrobat 9 Proだけシリアルを聞いてきて、弾かれる…。

うーん、と考えてCS4を、またアンインストール。
さらに、完全削除のスクリプトを実行。
そして、「cache.db」の削除、「FLEXnet」フォルダをリネーム。

そして、またまたCS4をあらためてインストール。

すると、やっとこさ無事に全てのアプリが起動! よかった~!
この二日間で、CS4のアンインストール、インストールを4回くらいやったわけですが、とりあえず正常に起動できました。

最悪、HDを初期化してMacOSX、さらに各アプリを再インストールの覚悟もあったので、CS4だけで終えられたのはなによりです。

それにしても、こないだの液晶テレビの件といい、サポートって有り難い!

ちなみにアドビ製品はインストールに関する質問には無償で回答してくれます。(のハズ)
そして、パッケージによってサポート相談が複数回無料で利用することもできます。
電話が混んでいるときは、アドビIDを取得しておくとWeb上で問い合わせ・回答が得られるのサポートポータルの利用が便利。
私は急いでいたので電話を利用しましたが、アドビ製品ユーザーなら覚えておくと良いですよ。

補足:後日、アドビのサイトでも同様の報告が掲載されていて、別の対処法が紹介されていました。こっちのほうが簡単です。


Adobe Creative Cloud 3か月版 [ダウンロードカード]