天気が良かったので、ウォーキングを兼ねて石切劔箭神社へ行ってきました。
過去、近鉄で奈良へ行く途中、いつも石切駅を通過していて「石切さん」と呼ばれる神社が気になっていました。駅が生駒山の中腹辺りになるので、大阪市内が望める眺めの良い神社だろうと、その景色はきっと美しいものだろうと。
石切駅から神社までの参道は、魚屋や昭和の香り漂う衣料品店があって、観光地というよりは普通の商店街のような雰囲気でした。ヨモギ団子やそば、うどんが名物らしく、出来立ての温かいみたらしヨモギ団子を頂きました。ヌクヌクのみたらしのタレと団子が、すごく美味しかったです。
それと、参道にはやたらと占いや相談所が多かったです。正確に数えたわけではありませんが、ざっと30〜40軒くらいはあるんじゃないでしょうか。もし自分に悩み事があっても、どの店を選べばよいのか悩んでしまいそうで、その相談に乗ってくれる所が欲しいくらいです。
神社に続く参道を歩いて行くと、どんどん下って行き神社は山の麓にありました。そのため、大阪市内が望める…どころではなく、普通に平地の景色で周囲は住宅街。石段があって、木々の木漏れ陽があって、と勝手に思い込んでいたのですが全く違っていました。
神社へ訪れると、やけに人が多いな〜と思ったら、石切神社は「お百度参り」で有名らしく、本殿前と入り口を往復している人がたくさん居ました。普通に参拝している人に加えて、行ったり来たりしている人が居るので、そりゃ多いですよね。昔はドラマでも病気の誰かの回復を願って、お百度参りの姿をちょくちょく目にしましたが、最近はほとんど出てきません。あまり若い人は知らないんじゃないかと思っていたのですが、私よりも年下の若者もやっていたので意外でした。
この日は風邪からの病み上がりだったこともあって、神社での参拝を終えて早めに帰宅しました。そして、家に戻ると2時間ほど爆睡。昔に比べると体調の回復に時間がかなるようになったな〜、とシミジミ感じます…。
と、あとでわかったのですが、もう一箇所山の上の方に「石切劔箭神社上之社」という神社があって、そちらの方は私が想像していた石の階段などもあったようです。出かける前にいろいろ調べるべきでした。次の機会は、体調を整えてそちらの方へ行きたいと思います。