約30年ぶりでプラモデルを作りました。「ビークルモデル 006 スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン」です。
正確には数年前にガンプラを作りかけましたが、老眼にイライラして完成せず押し入れに眠っています。完成まで辿り着いたという意味で30年ぶりです。
色は塗らず、スミ入れとデカール、ウェザリング、つや消しのトップコートで完成。パーツも10個あまりだったので、メチャ簡単に組み立てできました。
にも関わらず完成度高く見える(自分で言う)のは、元の造形が良いから。スミ入れの際もディテールが細かいので、スミがスッと入り込んで造形が浮かび上がるはある意味快感。500円程度のキットで、この精密さは感動モノです。バンダイの造形力と成形技術は間違いなく世界一です。
デカールは印刷のシールなので近くで見ると網点が見える所もありますが、ピンセットで擦ってやると細かな凹凸にフィットするので、遠目には塗装したかのように見えます。塗料を揃えて塗って、筆洗って片付けて…の手間を考えると全然OK。老眼には細かくて貼る位置に苦労しましたが、ウェザリングでごまかしてやれば満足の行く仕上がりです。
ちょ〜と気になるのは、手軽すぎて本当にこんなんで出来てしまって良いのかな?と思ってしまうところ。昔、ガンプラを作る時はパテでスジを埋めたり、色を塗って、汚してとステップがかなりありましたが、思いの外簡単に良いものが出来てしまって戸惑ってしまうのです。
あと、老眼はやっぱり辛くて、メガネをかけて作っていたのですが普段はかけていないので、それが煩わしく、早く仕上げたいと思う気持ちのせいで、もう少し丁寧に出来たんじゃないか、とも思うのです。集中力無くなってます…。
久しぶりに作ってみて楽しかったのは事実ですが、これキッカケで作り始めるかというと、どうかな〜な感じです。これ以外にもスター・ウォーズのプラモシリーズはいくつか買っていて、箱のまま押し入れに溜まっているのですが…。
ビークルモデル 006 スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン プラモデル