日別アーカイブ: 2018年4月11日

人前で話すスキル + 笑わせるスキル

一連の大相撲の女人禁制アナウンス騒動も覚めやらぬ中、掛川市の市長の失言がありました。詳細はニュースサイトで確認してください。もっとも、市長本人は失言とは感じていないようですが。

国会議員や地方の首長、議員による失言は時々起きます。自身に与えられたスピーチの冒頭で、笑いを誘う「ツカミ」が欲しくて発した言葉がバッシングを引き起こしています。

私も講師をする機会があるので、気持ちはわからないでもないです。さあ、話し始めるぞ!ていう時に、一発笑いが取れると空気が和んで、話し手と聞き手の距離が縮まる感じがして、その後も話しやすくなります。ただ、笑いを取るのはとても難しいと感じます。

笑いは日常との落差で起きます。堅い話をするであろう議員さんが、面白いことを言うことによって落差があると笑いに繋がりますが、その落差は人によって高低差が違います。人によってその内容が、笑える・笑えないですね。

想像ですが、議員さんは人前で話す機会があるとしても、支援者が集まった「ホーム」であることが多いのではないでしょうか。支援者であれば、聞く側は議員に対する「愛」があるので、多少のことは笑ってくれるし、許しても貰えます。そんな状況で喋ることに慣れていると、必ずしも支援者ばかりではない場所、自分に対する愛の無い人達の前でも、いつもと同じペースで喋って失敗をしているのでしょう。

人前で喋るのはスキルだと以前に触れましたが、人を笑わせるのもスキルで、多くの人を一度に笑わせる事ができるのは、さらに上のスキルです。

スピーチのツカミとして笑わせるのは、人前で話すスキルに、笑わせるスキルがプラスされた2つのスキルが必要です。それを、「自分は人前で話すことに慣れている」だけでやってしまうと、痛い目に遭ってしまいます。しかも、会場の雰囲気が掴めていない、スピーチ冒頭での笑いは上級者向けです。


すべり止めシート(A4相当×4枚)