日別アーカイブ: 2018年5月9日

パナソニックミュージアムへ行ってきた

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GWの後半、門真市の「パナソニックミュージアム」へ行ってきました。

パナソニックミュージアムは、「松下幸之助歴史館」「ものづくりイズム館」「さくら広場」からなる、創業100周年を記念して作られた一般の方も利用できるパナソニックの施設です。3月にオープンして以来、家電好きとしては行ってみたいと思っていた場所です。

先に断っておきますが、行った気分になれるくらい写真がメチャメチャ多いです(笑)。館内は撮影自由ですが、オリンピックの映像や肖像権のあるもの、広告デザインなど一部撮影禁止の場所もあります。入場無料です。

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まずは、松下幸之助歴史館へ入りました。この建物は昭和の始め、門真市に建てた当時の工場の外観を模しているそうです。

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松下幸之助歴史館は、パナソニックの創業者松下幸之助の誕生から起業、旧松下電器産業を世界企業に育て、そして亡くなるまでの人生を振り返る内容が展示されています。

松下幸之助の生涯、大企業の創業者としての歴史を、戦前・戦中・戦後や経済状況との関わりなど各時代の背景と交えながら、時代や転機ごとにコーナーを分けて詳しく紹介されています。

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展示で目に止まったものがあります。下の「マックロード」です。小学生の頃、私の友人に医者の息子が居て、そのお兄さんが地元のニュース番組に出るというので、このデッキを買ってました。当時、50〜60万円位したんじゃないでしょうか。

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展示の各コーナーには、松下幸之助の言葉が記されたカードが置かれています。例えば、有名な言葉「企業は社会の公器」など、過去の発言や書籍から集められた言葉が、解説と共に紹介されています。私はこれまで松下幸之助の書籍は読んだことがありませんでしたが、言葉のひとつひとつに重みがあり、今の時代でも十分通じる事柄ばかりです。

このカードは持ち帰ることが出来るので、専用のケースにまとめると、松下幸之助の名言集が出来上がります。

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松下幸之助に関する書籍や資料などのアーカイブもあります。

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過去の企業ブランドのロゴの展示もあり、「Panasonic」だけでも数種類、子供の頃に馴染みのあった「National」も懐かしく興味深かったです。

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続いて、ものづくりイズム館へ向かいました。こちらは創業のきっかけとなった電球ソケットから、旧松下電器産業、パナソニックの「製品」にスポットを当てた展示になっています。

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入ってすぐのロビーには、100周年を記念したパナソニックの製品ブランドのロゴが、レリーフで展示されています。今でも続いているものや、一世を風靡した懐かしいものもあります。

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先へ進むと、テレビ、オーディオ、デザインにスポットを当てた展示がされています。過去、長い間テレビは最新技術を注ぎ込んだ家電メーカーの看板商品でした。ここではその変遷を見ることができ、「2000文字対応」「フルフラットブラウン管」など、昔ワクワクした製品が並んでいます。

パナソニックは総合家電メーカーで過去の製品も多いため、全てを展示することが無理なのでしょう。この展示の奥にも沢山の製品が保管されていて、通路からチラッと見ることが出来ます。そちらはガイド付きの、特別な時しか入れないようです。

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さらに進むと、メインの展示ルームになります。白物家電や映像、音響、PC製品などカテゴリーに分けられた展示がされています。壁のコンセントや非常出口のランプなど、マニアックな展示もあって、こういうものまで!と意外な発見もありました。

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これっ! 昔、実家で使っていた冷蔵庫です、懐かしい。

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ナショナル坊や」と記念撮影ができます。

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展示室の奥には巨大なスクリーンがあって、過去の製品や広告が展示されています。特に広告は、その時代のトップスターが起用されているのも多く、時代を感じさせて楽しいです。

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他にも、過去のテレビCMを観ることができる「なつかCM」のコーナーもあります。映像のため撮影はできませんが、あ〜あったあった的なCMが何本もあって、ここでも懐かしさに浸ることができます。

出口の近くには、家電ガチャガチャ「The KADEN」があります。1回500円です。

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また、パナソニックグッズ、ナショナル坊やグッズも販売されています。私は坊やの貯金箱フィギュアとマスキングテープを買いました。

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館外へ出て西へ行くと、さくら広場があります。ここは一般の人でも自由に入ることが出来る広場で、桜の木がたくさん植えられています。私が訪れたのはGWだったため、桜のシーズンは過ぎていましたが、満開の頃なら綺麗でしょう。ここを一般に開放しているとは、パナソニックの懐の深さが伺えます。

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「松下幸之助歴史館」「ものづくりイズム館」を、それぞれゆっくり見て約2時間位。展示内容をより詳しく見ていると、3時間位かかりそうです。

歴史館は、一代でここまでの大企業を築いた、松下幸之助の凄さを改めて知ることができました。モノづくりだけでなく社会や従業員に対する関わり方や、今では当たり前になっている事業部制採用の理由など、パナソニックだけでなく企業活動や経済活動の根本を知ることができる、勉強になる内容でした。家電好きな私は、製品中心のイズム館が目的でしたが、予想外に歴史館で得るものが多かったです。

イズム館は全体的に懐かしさを感じる展示が多く、特に昭和〜平成の日本の家電メーカーが勢いのあった時代を振り返ることができます。パナソニックは総合家電メーカなので、展示しきれていない製品や、語りきれない事柄ももっとたくさんあるはずですが、特に40〜60代の方なら楽しめる展示が多いと思います。レトロなデザインの製品もあるので、若い世代でも楽しめると思います。

全体から感じるのはパナソニックって「ちゃんとしてる」という印象です。展示の内容もそうですが、製品や広告、社会活動に至るまで、松下幸之助の考えが反映されていることがわかります。大企業として社会に対してこうあるべき、出来ること出来ないこと、ちゃんとした誠実な姿勢を感じることができました。私自身足元にも及びませんが、「企業活動は誠実であれ」と感じました。

パナソニックミュージアムは門真市内にあり、大阪市内から電車で10〜15分くらい、最寄りの京阪西三荘駅から歩いてすぐです。西三荘駅には急行・準急は停車しないので、守口市(一駅隣り)などで乗り換えが必要です。

残念ながら日曜は休館ですが、ここに載せきれない展示がまだまだあるので、大阪へ来る機会があれば立ち寄って欲しい場所です。


道をひらく [ 松下幸之助 ]