2018年6月18日午前7時58分、大阪北部を震源とする最大震度6弱の大きな地震が起きました。
私の自宅は大阪市内で震度4。北区は6弱だったので、大阪市内でも区の位置によって4〜6弱とかなり差があったようです。
我が家の被害はたいしたことなく、棚に置いていた小物や花瓶が倒れた程度で、何か壊れるようなことやケガもありません。
その日、私は大学の授業の日でしたが、全学休校の連絡があり休日となりました。そのため、幸いにも交通機関のマヒに巻き込まれることなく、自宅待機となったムスメをヨメさんが迎えに行き学校から帰ってきたため、余震の不安もある中、家族揃って過ごすことが出来たのは何よりです。
この日はテレビやネットから地震に関する情報を得ていたところ、あることに気が付きました。
Radikoから、いつも聞いているラジオ番組のパーソナリティの声が聞こえてきた時、妙に安心したのです。
私自身は大きく被災したわけではありませんが、やはりどこかで不安は感じていたのでしょう。番組は通常とは異なり、特別番組として各地の状況やリスナーからの声を紹介していました。それでも慣れ親しんだ声が日常の感覚を思い出させてくれ、気持ちを落ち着かせてくれたのです。
また、パーソナリティが地震発生後からラジオ局へ到着するまでの話を聞いていると、不安で大変な思いをしているのは自分だけではないと思えて、今の自分の気持ちを共有することが出来ているように感じられました。
普段何気なく聞いている声が、力になってくれることがあるんですね。
