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オンライン授業と対面授業

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先週から大阪芸術大学の後期授業がスタートしました。前期の5月にオンライン授業、6月から対面授業も可能になっていて、後期はオンラインと対面とを選ぶことができて(ハイブリッドもOK)、私は対面授業をメインで行っています。

大阪芸大の場合、対面授業を行う場合は事前申請が必要で、授業内容と対面で行う必要性の説明と感染防止の対策などをまとめて、大学側の許可を得ることになっています。他の授業との教室利用の兼ね合いにより、急に対面授業をやりたいと思っても出来ません。

私の授業はMacを使ってアプリケーションの操作方法を習得、作品制作も行う実習授業がメインです。学生によってPCを持たないケースもあるため、一緒にPCを操作できるよう対面授業を強く希望しました。

アプリケーションの操作方法に限ってみればオンライン、オンデマンドでも可能です。You Tubeにもそれら動画はたくさん上がっていますし、私が操作する様子を録画して、それを見るように促すことも可能です。ですが、それでは「見るだけ」になりがちです。PCは道具なので、使い方は目の前で一緒にやる方が理解は深まりますし、教えているこちらも学生の反応を目の前で確認できるため、その場でのフォローもしやすいです。

芸大という性格上、実習がメインなので私の授業のようにオンラインだけでは成り立たないのがほとんどです。大学側も一律にオンラインのみとせず、対面との併用を決定してもらえたことは有り難いです。学生にしても芸大に入学したのに、ずっとPCの画面を見るだけでは不満も溜まるでしょうし、特に一回生は前期の6月の授業で初めて学校へ来た学生も多くいました。今年は入学式もオリエンテーションも無し。いきなりオンライン授業が始まったので、友達も出来ないまま自宅での大学生活が始まり、大学生としての実感は全く無かったでしょう。

ただ、実習メインでもオンラインで行っている授業もあって、その判断は担当教員に任されています。学生は授業ごとに教室を移動して顔ぶれも変わり、交流するつもりがなくてもせざるを得ない状況も起きてきます。さらに、40〜50代以上の教員も多く持病を持つ場合もあるので判断は分かれるところです。言ってみれば、大学は若者と高齢者が交流する場でもありますからね。

感染防止対策の具体策としては、教室の入口に手指消毒のための消毒液を置いて、座席の間にはアクリル板を設け、ドアは授業中開けたままでサーキュレーターで換気、授業の終わりにはキーボード、マウスなどを消毒します。と、エラそうに書いていますが、これらは学科の先生方や副手さんが準備してくれたもので、私は授業を担当するだけです。ホント感謝です。

大阪芸大でも学生、教員で陽性者は出ています。そのたびに必要に応じて該当学科・授業を休講にしたり、濃厚接触者のPCR検査もやっているようです。今のところクラスターと呼べるほどの、多人数での陽性者は出ていません。秋冬の再流行が予想されているので、どうなるかわかりませんができる限り対面授業を続けたいものです。