我が家には、もう7~8年ほど使っているサーモスのコーヒーメーカーがあります。
買うときに相当コダワって、できあがったコーヒーをステンレス製ポットで保温するタイプにしました。ガラス製ポットは保温の際に熱が加わり続け、その影響で作ってから30分くらいで酸味が強くなってしまいます。ステンレスだと、それがありません。
そんな便利なステンレスポットですが、困ったこともあります。ガラスと違って内側が見えないので、内部の汚れに気が付きにくい。(ズボラなウチだけかもしれませんが…)ポットの入口が小さいこともあって、ボトル用ブラシを使っても内部を洗いにくいのです。
そうこうしているうちに数年が経って、いつのまにかポットの内部にはコーヒーマメの残りカスが沈着し、こべり付いてしまいました。写真を撮ってませんでしたが、例えるなら魚焼きグリルに着いた焦げみたいな感じで。
その汚れがドロッと柔らかければブラシでも何とかなりそうですが、本当に焦げが付いているみたいで硬い。箸でつついても、うんともすんとも。そんな状態なら、コーヒーの味にも絶対影響しているはずで。
これはポットだけ買い換えるかな~と、思いながらネットで情報を探してみると、食洗機用の洗剤と重曹を使えば奇麗に取れるとのこと。早速、それらをスプーン一杯づつポットに入れて、お湯を一杯に注ぎ約20分ほど放置。
すると!これが!見事に汚れが剥がれ落ちました!本当に剥がれるという形容がピッタリで、しぶとくこべりついていた汚れが、小さな破片になって取れているのです。その作業を2~3回繰り返したところ、ポットの内部は使い始めの時と同じような輝きを取り戻しました。
食洗機の洗剤もそうですが、これはおそらく重曹の力でしょう。これまでも掃除に重曹が良いというのは知っていましたが、自分で使って実感したのは初めて。ポットの買換には4,000円ほど必要だったので、重曹のおかげで節約できました~。