進撃の巨人コスプレ(子ども用)

ついに!というか、とうとう!というか、「進撃の巨人」のコスプレ衣装を作ってしまいました〜!ムスメの。

P1010300

USJの進撃へ行ったり、コスプレイベントで進撃コスのレイヤーさんと写真を撮ってもらったりで、家族揃って進撃にハマっている我が家。特にムスメが大好きで、自分でダンボールなどを使って衣装を作っていました。自分で想像力を駆使して、工夫して作ることは良いことなので、そのままでも良かったのですが、8歳児が作るものではなんとも頼りない。

大人用はAmazonや日本橋でもコスプレ衣装が売られているのですが、子ども用はありません。ボロボロのダンボールで遊んでいるのも忍びなく、ここはイッちょ大人の本気を見せてやろうと、ヨメさんが衣装担当、私が立体機動装置を作ることに。

P1010293

まず、私が担当した立体機動装置は、主に発泡スチロールとバルサ材、ウレタンフォームで出来ています。コスプレ衣装を作るのは初めてだったので、とりあえずハンズへ行き、手頃なサイズの発泡スチロールの購入からスタート。ネットで立体機動装置のデザインを調べ、この形の発泡スチロールならこの部分に使えそう…と角柱や円柱、球体などいろいろ選びました。

making

発泡スチロールのカットには「スチロールカッター」を使用。薄い板状のスチロールならカッターでもいけますが、厚みのあるものだと切断面がボロボロになります。スチロールカッターなら曲線のような自由度の高い切断もできるので、少し値が張りますが購入しました。

接着剤と塗料はシンナー系だとスチロールが溶けるため、スチロール専用を使いました。本当は塗装する場合、サーフェイサーという下地剤を塗ってからの方が発色が良いのですが、それを知ったのはかなり後だったので、本体は下地剤無しでシルバーを吹き付けています。そのため白っぽさが残るシルバーになってしまったのが心残り…。

剣や起動装置にささる予備の剣は、バルサ材を使用。当初、それらも発泡スチロールで作りかけましたが、子供が身につけるため、多少ぶつけても壊れにくい丈夫なバルサ材へ変更しました。握り手は3mm厚のバルサ材をカットして何枚か重ねて、先の部分は金属感を出すために、百均で購入した台所用のアルミテープを貼りました。剣はちゃんと下地剤を塗ってから色を重ねています。一度、下地なしで吹きつけたところ、木目がかなり目立って肌色にしかならず、全くダメだったのでやり直しました。

P1010217

P1010254

一番悩んだのが、本体を足へどう固定するかです。色々と考えた挙句、取り外しの事も考えてマジックテープを使いました。足の方にはマジックテープと湿布サイズくらいの大きなマジックテープ(シート?)、起動装置側にも湿布サイズのマジックシートを貼り付けました。本体が発泡スチロールで軽量なため重みもなく、なんとか水平を保って格好がつきました。

次にヨメさん担当の衣装。ジャケットはリサイクルショップで見つけた、子ども用のもので裾を詰めて短くしています。ボタンはカジュアルなタイプだったのを、手芸店でメタル調のボタンを購入し付け替えました。

P1010280

エンブレムが進撃でメインに登場する「調査兵団」ではなく、馬のマークの「憲兵団」なのはムスメの希望。ムスメは憲兵団に所属するアニ・レオンハートが好きなのです。こちらはネットから画像を探し、Flash(ヨメさんが操作に慣れている)でトレース。アイロンプリントのインクジェット用紙に印刷して貼り付けました。

本来、腰には茶色の布を巻いた、スカートのようなものを身につけているのですが、ここは脱ぎ履きしやすいショートパンツに変更。思いついた頃には春物カラーしか売っていなかったため、ユニクロでグレーのショートパンツを買って茶色に染め直しました。アニのトレードマークの白いパーカーは持っていた物です。茶色のブーツはバーゲンで残っていたものを、格安で買うことができました。

P1010364

年明けから作り始めて、やる時は集中的にやって、やらない時は一週間以上なにも進まない状態で、約二ヶ月くらいかかりました。私はこういうのを作るときは設計図などは準備せず、行きあたりばったりのため、途中で他の方法を思いついて作り直すことも多々ありました。途中段階と完成の写真で形が違っているところがありますが、そういう事情のせいです。

作り始めた時はシンプルで、雰囲気だけ出せればいいか〜と考えていたのですが、私もこういった工作はキライではなく、やり始めるとどんどん作り込んでしまいました。コスプレ衣装の作り方をネットで調べたのはかなり後半で、先に分かっていればもっと効率良く出来ただろうな〜と。ウレタン素材も初めて使ったためうまくいかず、無駄にした部分も多くありました。これも経験として次回へ(あるのか?)。

DSC08130

いずれにしても、久しぶりに手先を使って、あーでもない、こーでもないと思いを巡らせながら作るのはメチャ楽しかったです。プラモのように最初から組み立てられる状態じゃなく、一から材料も選んで作り始めるところが特に。ムスメよ、父母のクリエイター魂を見たかっ(笑)!

近いうちにUSJへ行って、進撃エリアでコスプレ写真を撮ってこようと目論んでいます。


白光 スチロールカッター No.250-1


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>