こないだ勿体ぶっていた(笑)、ムスメの自由研究です。
で、何を作ったのかというと「ペン」です。
自由研究の課題を考えあぐねていた時に、ムスメが「ペンはどうやってかけるん?」と言い出したのをキッカケでした。ネットで調べたところ誰もやってなさそうだったので、自分で調べて作ってみたら?ということになりました。
早速、書けなくなったペンを分解。仕組みがわかった所で、材料を購入。スポンジとプラスチックのパイプ、バルサ材を準備しました。
インクを染み込ませるスポンジは、目が粗すぎるとインクがダダ漏れになるし、細かすぎると染み込みが悪くなるし…。とりあえず、このくらい?とダメだったらやり直すつもりで、テキトーなウレタンフォームをチョイス(結局はテキトー…)。
悩んだのがペン先です。効率よくインクが浸透して、先に伝わる物はなんだろうな〜と。小学生の自由研究なので、ずっと描くことができる必要はありませんが、かといって最初だけ描けて、すぐにインクが供給されないのも困るし。
と、以前に作った立体機動装置のことを思い出しました。あれにもバルサを使っていて、色を塗る段階で塗料の吸収が良すぎ、表面に色を留まらせるのに苦労したのです。それはインクの浸透も良いってことでは?ということで、ペン先に使ったところ、なんとか使えました。立体機動装置の経験が、ここで活かされるとは!
面倒くさがってパイプをカットせず、購入したままの30cmで作ったため、ウレタンフォームを通すのに苦労しました。通しやすくウレタンが少ないとインクが通りすぎて漏れるだろうし、ギュウギュウすぎると入りきらないし。摩擦も大きくて、手間取りました。
そして、絵の具で作ったインクを流しこんで完成!心配していたインクがタレることもなく、色は薄いもののある程度続けて描くことができました。試し書きすると、ムスメも「スゴイ〜、できた〜!」と大喜び。
この後の研究内容のまとめが結構たいへん。途中経過を写しておいた写真をノートに貼って解説を描いて…と、ここで国語力が必要になるとは…!
と、正直なところ大人からすると、研究内容のある程度のゴールは見えていたりするのですが、親とコドモが一緒に何かに取り組む目的として、自由研究はよい機会じゃないかと実感しました。学校側にしても、ある程度は親が手伝っているのはわかってるでしょうからね。一部では塾通いを優先して、夏休みの宿題を代行する業者もあるようですが、親子で接点が持てる機会を逃しているようにも感じます。