講師業再開(の予定)

来年度から学校でPhotoshop、Illustratorをはじめとするデジタル関連の講師をすることになりました。

数年前までは社会人向け、学校向け講師と、2〜3つを掛け持ちしていた時もあったのですが、他の業務の都合で時間が厳しくなったこともあり、全て辞めていました。

それが一年ほど前にデザイナーの先生から声をかけてもらって、また講師として復活です。

今日はそのミーティングがありました。具体的な年間の授業内容を決めるのは年明けですが、現状の生徒たちのレベルや状況を聞くため、他の先生方と会ってきたのです。2016〜18年度のスケジュールはほぼ固まっています。。

話をすすめる中で、興味深かった&少し困った状況がわかりました。

それは最近の生徒達はスマホは触っていても、パソコンを触ったことがない。それも一部ではなくて、学年が下がるに連れて割合が多いとのこと。

スマホが普及する前なら、ネットで情報を探すにしてもパソコンが必要でしたが、今は手元のスマホで調べられるし、写真撮ってちょっとした加工なら手軽にできて、そのままネットで共有することが出来ます。日々の生活では、パソコンがなくても全然OKですよね。

ですが、デザインの勉強をするために学校に入ったなら、パソコンを触らないわけには行きません。場合によってはマウスの操作、デスクトップの概念、USBメモリは…、というようなWindows98の頃にタイムスリップしたようなレクチャーから始めらければならないとのこと。

さらに、それらは既にわかっていて、自分なりにPhotoshopなどのソフトを使っていることも居て、できる子とできない子との差が大きいそうです。

困ったな〜と思いつつも、昔、写真専門学校で講師をしていた時、写真の勉強をしに来たのに、なぜパソコンを触らなければならないのか、と拒否反応を示す生徒たちを受け持ったこともあるので、なんとかなるか〜と楽観的に受け止めています。甘いかな…。

以前に講師をしていた時もそうでしたが、生徒達と交流を持つのは楽しいのですが、担当が週に数日、1日あたり4時間程度の実習になるので体力面で持つかどうか心配です。自堕落な生活が続いていたので、気合を入れなおして挑まなければなりません。


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