満を持して開封したSwitchは、基本は私のものとして、あくまでもムスメに遊ばせてあげる形を取っています。小5の子供が自由に遊ぶには高価なものですし、勝手に外へ持ち出して壊されても困りますからね。そこは親の管理下としています。
それとは別に、気になっていたことがあります。それは、ムスメに触らせる頻度とネットとの関わりです。
今までもヨメさんのタブレットを借りて、YouTubeを見たりゲームをしているので、それにSwitchが加わって画面にばかり向かい、遊びに消費する時間が増えてしまうのではないかと。今までもDSで「すれ違い」なども使っていましたが、ネットを経由しての外部とのやり取りは、ほぼ出来ないように設定していました。
ですが、Switch、特に「スプラトゥーン2」はネット対戦がメインで、フレンドやチャットが出来るため、親としては、それら機能をどこまやらせるのか、見知らぬ人とやり取りしてしまうのか、それを把握することが出来るのか心配です。購入の際、ヨドバシに並んでいた時も、本当に買って大丈夫かな? 今からネットでのやり取りに慣れさせることも必要なのかな?と、頭の中を巡っていたのです。
そんな中、任天堂のサイトを見ていると「みまもりSwitch」なるものを見つけました。
これは、登録したSwitch本体の利用時間などを、管理することが出来るスマホアプリです。
「みまもりSwitch」で管理するSwitch本体を登録(Wi-Fi経由でコード番号入力)して、利用時間やSNSへの画像投稿、チャットの制限などを設定します。
我が家の場合、制限レベルは小学生に設定しました。すると、それに応じたレーティングの設定、外部とのやり取り、SNSへの投稿などが制限されました。それらは個別にカスタマイズすることも可能です。
1日に遊ぶ時間は、一律同じ時間を設定することも出来ますが、我が家では曜日に応じて差をつけました。本当は平日1時間で行きたかったのですが、買いたてで遊びたい盛りでしょうし、特に「スプラトゥーン」は、装備を変えたり服装を変えたりと、バトルの時間以外にかかる部分もあるので、長めにしました。制限時間が近づくと、ゲーム画面に残り時間が表示されてアラームもなります。
この曜日で遊ぶ時間を変えることが出来るのは、ゲームの時間で揉める親子の悩みを、古くファミコンの頃から突きつけられてきた、任天堂ならではの対応と思いました。ゲームは全部ダメじゃなくて、親子でルールを作って遊びましょうということなのでしょう。そのため何時間にするかは、お子さんと相談するのが良いでしょうね。
そして、どのゲームで遊んだのか、プレイ時間が守られているのか、オーバーした場合の時間の記録も残ります。
大人が使う場合は暗証番号を入力して、みまもりの設定を一時的に解除することができます。もしも子供が暗証番号を破ろうとして、適当な番号を入力して失敗すると、その通知もスマホに届きますよ。よ~できてます。
この「みまもりSwitch」で、ムスメの遊ぶ時間にどの程度の効果があるのかと、私も疑心暗鬼でしたが思った以上に守っています。あくまでも我が家のムスメ調べですが。
例えば、平日は夜にゲームで遊びたいので、昼間は絵を描いて別の遊びをしたり、設定時間が長い日曜は昼間に1時間半遊んで、夜に残りの1時間遊ぶ使い分けをしているので、効果的に働いているようです。
想像以上に時間も守っているので、私自身もアプリで遊んだ時間をチェックすることが、ほとんど無くなりました。ムスメを信頼できるようになったということでしょうか。
フレンド機能は本体のユーザー設定で、フレンド申請できないようにしました。友達や、ちゃんとわかっているユーザーをフレンドにする場合は、ユーザーの番号を入れるなど個別に登録できるようです。もっとも、Switch自体が品薄でもあり、まだ周りで持っている友達がほとんど居ないので、増えてくると上に挙げた制限事項も変わってくるかもしれません。
その場合も、こうやってルールが明確化されていると時間延長する場合でも、じゃあドリルも枚数増やそうや!と交渉はしやすいかもしれません。
「みまもりSwitch」とは別に、ニンテンドーアカウントで大人のアカウントの下に「こどもアカウント」を作成することで、「ニンテンドーeショップ」のソフトの閲覧制限やDL制限、購入制限が可能です。
因みに、Switchを家族複数人で使う場合ですが、親のアカウントの下へ、こども用のアカウントを作って連携することができます。
-追記-
2018年3月22日
その後のアップデートで、制限をかけるソフトの対象を絞ることが出来るようになりました。我が家では、主に親子や友達と遊ぶことが多いソフトは、対象外としました。
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