3月15日から、大阪市北区扇町のクリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町で開催される「my home town わたしのマチオモイ帖 2018大阪展」に作品を出展します。
「my home town わたしのマチオモイ帖」とは
日本全国のデザイナー、写真家、イラストレーター、映像作家、コピーライター、編集者などのクリエイターが、自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、日本各地に眠る無数の宝物を、それぞれの思いと共に小冊子や映像にして紹介するものです。
(公式サイトより)
ひとつの町を取り上げて冊子を作ることになっていて、私は今住んでいる場所を選びました。もう20年近く住んでいて「地元」のような存在でありつつも、そうも言い切れないもどかしさを感じる場所でもあって、そのもどかしさのまま冊子を作りました。
作りながら気がついたのは、この場所で生まれ育ったムスメにとっては地元であり親しみのある場所ですが、私にとっては少し違います。私にとっては生まれ育った丸亀市に思い入れがあって、そこはムスメと私とでギャップがある部分です。
それは、私の親でも同じ思いだったことに気が付きました。私の両親も出身は丸亀市内ですが、生まれ育ったのは私の実家の場所とは別の所です。私の実家の場所は結婚してから住み始めた場所なので、そこで生まれ育った私とはおそらく、地元に対するギャップが同じようにあったのではないかと。親子でも地元に対する思いは違うのだろうと。
という感じで、マチオモイ帖で制作される冊子は、クリエイター個人がその町と自分と向き合って、深く掘り下げる内容になっています。そのため、いわゆるガイドブックとは違い、他人が読んでもあまり面白くないかもしれません(笑)が、私の冊子に限らず、環境や境遇で共感できるものもあると思います。
けど、よろしければ足をお運びください。
my home town わたしのマチオモイ帖より