GWの前半の連休を利用して、京都へ行ってきました。小6のムスメは「ねこねこ日本史」きっかけの歴史好きで、先日の奈良に引き続いての歴史スポット巡りです。今回は私も訪れたことがなかった鹿苑寺(金閣寺)メインです。
昭和40年代生まれの私にとって、金閣寺はアニメ「一休さん」で馴染みがありました。その為、生きている間に一度は見たい(大げさ?)と思っていました。大阪に住んでいるので、行こうと思えばいつでも行けたはずですが、返ってなかなか行かないもんです。
大阪市内からは地下鉄メトロに乗って、途中から阪急京都線に切り替わって西院まで乗車。その後、バスに乗り換えて金閣寺道で下車して到着です。
いつも京都へは京阪で行くことがほとんどで、今回は料金で迷って地下鉄〜阪急にしましたが、乗り換え回数や時間帯によっては、京阪のほうが早くて安い時もあるようです。スマホでも乗り換え専用アプリと、Googleマップの乗り換え結果が結構違ってて、どちらにするべきか迷いました。
この日は5月にしては暑く、最高気温27度の夏日。ちょうど新緑の季節で、日差しは強いのですが、そのぶん木々の緑も鮮やかで気持ちが良いです。
念願の金閣寺の印象はと言うと、思ったほどの感動はありませんでした。金閣寺って、小学校の社会の資料集やどっかのカレンダーとか、目にする機会が多いですよね? これまで見すぎたせいでしょうか、過去に写真で見てきたまんまな雰囲気でした。
言い換えれば、新緑と夏のような日差しで輝く金閣寺は、多くの写真で残すほどの美しい状態を肉眼で見ることが出来たとも言えます。
続いて、石庭で有名な龍安寺へ向かいました。金閣寺からはバスでも行けますが、私たちは日頃の運動不足もあるので歩くことにしました。徒歩だと約20分ほどです。
こちらも緑が多く、境内の庭を歩いている時は寺というよりも避暑地を散歩しているような雰囲気です。
こちらもテレビや写真で見る機会は多いですが、訪れるのは初めて。初めてみた石庭は、想像よりも奥行きが短く感じました。それが、他を見て二回目に見ると、不思議と広く感じました。遠近感を出すために、奥側の壁は敢えて小さく作られているというので、そのせいなのか、単に目が慣れただけかもしれませんが…。
石庭は縁側(?)に腰掛けて眺めることが出来ます。残念ながら大座敷には入れませんが、座敷から眺めると、また違った見え方がするのではないでしょうか。
こうやって書いていても、歴史上の人物の名前や出来事の話が出てきません。学生時代、いかに勉強していなかったか…。
旅行は目的地のことを知っていると、より楽しむことが出来るといいますよね。でも、行ったあとでも旅番組や、BSの京都を取り上げる番組が楽しくなるので遅くはありません。
先日の「国宝展」や飛鳥巡りなど、ムスメが興味を持ち始めた歴史スポットを巡る機会が増えています。私は香川で生まれ育ったので、歴史の教科書で見た場所や建物などを、この歳で初めて目にしています。それが、ムスメは小6で経験できているので、羨ましく感じます。これから学習で触れるでしょうから、実際に行ったことがある、見たことがある経験は大きいだろうと思います。