京都 慈照寺(銀閣寺)〜南禅寺巡り

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GW後半、先週に引き続き2週連続の京都です。これは歴史好きのムスメに加えて、一眼を購入したヨメさんの、写真撮りたい熱が上昇している影響でもあります。

今回は銀閣寺〜南禅寺周辺を回ってきました。前回が「金」、その次が「銀」と単純…。

大阪市内からは京阪電車で出町柳まで行き、京都市内はバスで回ることにしました。最寄りのバス停は「銀閣寺道」。京都市内はどこでもそうでしょうけれど、この周辺から既に観光客が多いです。

参道にはお土産物屋や、食事処がたくさんあって賑わっています。私たちは銀閣寺周辺だと食べ物屋も割高かも?と思って、あらかじめ出町柳で昼食を済ませましたが、参道には丼屋やうどん、蕎麦もあって思ったよりもリーズナブルだったので、こちらで取っても良かったかもしれません。

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銀閣寺に訪れたのは、午後2時頃。GW期間中なので覚悟はしていましたが、門の前と中に行列が出来ていて、中に入るまで20分ほど待ちました。

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本堂は御存知の通り、銀ではありません。金閣寺に比べると地味に感じられますが、金閣寺よりも庭園に馴染んで、落ち着きがあると感じました。

金閣寺は金色が特長で華やかさがあって綺麗ですが、後から写真で見ると本堂が合成か?と感じるほど、周囲の風景と少し違和感があるように思います。個人的には金閣寺は気持ちが上がる、銀閣寺は落ち着くといった感じです。

銀閣寺は庭園を一周するうちに小高い山を登るようになっていて、銀閣寺と市内を一望することが出来ます。京都は紅葉の時期が良さそうですが、新緑もとても美しいですね。

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境内には苔が生えている場所が多く、びっしり茂った苔も見どころです。

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銀閣寺に続いて、南禅寺へ向かいました。バスで行くことも出来ますが、徒歩で「哲学の道」を歩くことにしました。哲学者の西田幾多郎が、思索にふけりながら散策したことが名前の由来だそうです。

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哲学の道は、鯉やアヒル(?)も居る小川に沿って歩きます。歩いていて気がついたのですが、川のせせらぎ、水の音を久しぶりに聞きました。

私は香川出身で、子供の頃は田んぼのあぜ道や用水路の近くを歩くことがあって、川の流れる音をよく耳にしていました。特に流れを眺めるわけでもなく、ただ耳に音が入ってくるだけ。最近では利便性や安全のために、小川や溝にフタをすることが多いですが、哲学の道を歩いていると、川の音から懐かしい感覚が蘇ってきました。

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普通に歩けばもっと早く着いたはずですが、鯉を眺めながら、写真を撮りながら、ノラ猫と戯れながら(向こうは寄って来ませんでしたが)、1時間半ほどかかって南禅寺に到着です。

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南禅寺は二度目。過去の記録によると2001年11月、17年前の紅葉の頃でした。うずを拾った年です。関係ないですが…。

上の写真はテレビドラマでもよく出てくる三門と呼ばれる、大きな門です。写真では伝わりにくいですが、柱も太く本当にデカいです。もうちょっと早ければ、門の内部から上に登ることが出来たのに惜しかったです。

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本堂である「法堂」も大きいです。何度か焼失しているらしく、現在のものは明治時代に再建されたものです。その割に瓦も壁面も綺麗だと思ったら、平成2年に大改修されたそうです。内部の天井には龍が絵ががれていて、こちらも巨大です。

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南禅寺と言えば水路閣も有名ですね。京都が舞台のサスペンスドラマで、事件の関係者が過去の思い出話をする際に出てくるあそこです。この水路は今でも水が流れていて、上に登って水路脇を歩くことが出来ます。

ここは見た目の雄大さとレトロな雰囲気から、人気の写真スポットになっていて、訪れた際も若者を中心にあちこちで撮影していました。最近は着物のレンタルも多く、インスタ映えを狙って着物姿で撮影ている観光客も多いです。

さて、2週続けて京都へ行きました。行くたびに感じるのですが、京都市内のバスはわかりにくいですね。本数は多く待ち時間も短くすぐに来るのですが、市営と私営があってややこしいです。ある交差点には同じ名前のバス停が4ヶ所あり、アルファベットで分けられていますが、どのバス停が自分の目的地に向かうものなのか迷ってしまい、その最中に「あっ、あれに乗るはずやったのに!」と発車してしまうこともありました。

バスに乗り慣れると、その地域に慣れた感覚になるところもあるので、今後も京都へ行く機会が増えればわかってくるのかもしれませんが。

あと、どこも人はかなり多いですね。GWだから特にでしたがバス停も待っている人が多く、一度では乗り切れないほど並んでいる場所もあります。地下鉄で行ける場所、バスで行く場所を事前にちゃんと調べておいたほうが良いでしょうね。

それと神社仏閣で、御朱印をいただく場合は時間に注意が必要です。ムスメも何ヶ所かで頂きましたが、希望者が多いのでご朱印帳を一旦預けて、50分待ちで受け取るところもありました。そんな場合は、参拝前に預けたほうが良いでしょうし、他も周る予定なら時間配分も考えましょう。場所によっては、午後4時で締め切るところもありました。

そんな感じで、行くたびにコツを掴めば「京都通」になれるのでしょうか。不思議なもので京都は行き始めると、また行きたくなってきます。


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