外出中、ヨメさんから「猫拾った」と連絡がありました。近所の空き地に居たらしいのですが、飼うかどうするかの相談です。
うずが亡くなってからは、さすがにすぐに次を飼う気持ちにはなれませんでした。譲渡会とか保護猫カフェの話題を目にしても、自分から行くこともありませんでした。
かと言って、もう絶対に飼わない!と決めていたわけでなく、縁があればくらいに思っていました。
連絡があった時も、「おおっ、ついに!」と色めき立つわけでなく、戸惑いつつも「そっか〜」と比較的冷静でした。ただ、一旦拾ったのを再び捨てるのも忍びないので、連絡をもらった時点で、飼うことになるんだろうとは感じていました。
早速、ヨメさんが獣医さんへ連れていき、外出帰りに私も合流しました。
検査したところ血糖値は正常。どのくらい外で居たのか、体はノミだらけだったので洗ってもらいました。最初の連絡で送られてきた写真が上の状態で、片目を怪我しているのかと焦りましたが、風邪を引いているらしく目ヤニで片目がほとんど開かない状態でした。そのため抗生剤とミルク、哺乳瓶、スポイトなど購入しました。締めて8千円余り(丸洗い込)、捨て猫を拾うと結構かかりますね…。
持ち上げると軽く、骨ばっていて痩せているのがわかります。風邪の影響か大人しくしていますが、閉じたままだった片目が少し開きつつあるので体力は回復しつつあるようです。声を掛けると「にゃ〜」と返してくるので元気そうです。
うずを拾った時は目が見えず全く歩けない生後間もない状態だったので、それに比べると目は開いているし歩ける、しかも二回目なので私達もちょっと余裕はありつつですが、風邪を引いた状態は初めてなので様子を見る必要がありそうです。
外出中ヨメさんから連絡をもらって、きっとこの猫を飼うことになるだろうと思いながら、うずの写真を見た私はどんな気持ちになるのかと、スマホに残っている写真を開くと「オレの時みたいに助けてやってや」と、うずが言っているように感じました。
たまたまですが、今日はうずの月命日でもあります。
おお、まさかの新しい子猫!
これは運命の出会いですね。
小さいスポイトでミルクをやってる様子が
わが家の山田の子猫時代と重なりました。
写真を拝見する限り、
生後2週間くらいかなと思いましたが、
この酷暑の中、野良生活をよく生き抜いて来たなぁと思わず目頭が…。
飼われるかどうかまだ不透明ということですが、
この子の元気なお姿が見られるのを、影ながら楽しみにしています。
もう名前を考えている段階です(笑)。
ひららさんもわかっていただけると思いますが、命を預かるって責任あることですよね。
うずのときに感じたのが猫を拾うことは、育てる覚悟を持ってということでした。
人によっていろんな事情があるので、飼わなければならないわけではないですが、少し努力すれば飼える状況で一度拾ったのを再度捨てたり、飼ってくれる誰かに任せるのは気持ち的にモヤモヤしそうで。
うずが後押ししてくれたようにも感じます。