グランフロント大阪で行われている「MARVEL展」へ行ってきました。
この展覧会では、MARVELがコミックの出版からスタートして、たくさんのキャラクターを生み出し、大ヒット映画を連発するに至った歴史を振り返ることができます。
コミックに関しては、マーベル・コミックの第一号や当時の生原稿があり、また戦中・戦後、そしてこれまでのMARVELの歩みが年代ごと、キャラクター単位で紹介されていました。ライバルDCコミックの動きや倒産の危機など、全てが順調じゃなかったこともあり興味深いです。
元々、私は「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」の映画からMARVELの世界に入ったので、コミックの方は詳しくないため、今回の展示では「あれ?これもMARVELだったのか」と新しい発見がありました。
映画に関しては「マーベル・シネマティック・ユニバース」に登場する主要なキャラクターの衣装が展示されています。残念ながら展示物の多くは撮影不可でしたが、この衣装がかなり細かく作られていました。特にブラック・ウィドウと、ブラック・パンサーのは、ラバーぽい表面に細かな凹凸があって特殊な素材に感じられ、これを着ると運動能力が飛躍的にアップしそうです。
グッズ売り場にはメチャクチャたくさんのグッズが売られていましたが、そのほとんどがコミックタッチやデフォルメされたかわいい系でした。映画から入った私はピンと来ず、珍しく(?)何も買いませんでした。
また、梅田周辺では展覧会に合わせたクイズラリーも行われていて、それらスポットにはアベンジャーズのキャラクターの等身大フィギュアが立っています。写真を撮りたいがために運動を兼ねて、サン広場(と言うらしい) → ナビオ(TOHOシネマズ) → HEP FIVE → Nu chayamachi → 梅田ロフト → ミズノオオサカ → 阪急三番街 → グランフロントを巡ってきました。
展覧会の感想としては、MARVELの中でも私は映画の「アベンジャーズ」が好きなため、それにスポットを当てた展示はあったものの多くはなく、MARVEL全体を扱う今回の展覧会は少し物足りませんでした。
また、展示の中に市販のフィギュアを飾ってあるのはどうかと思いました。造形が細かくて自分では買うことが出来ない高価なフィギュア達でしたが、日本橋や秋葉原へ行けば売っている「商品」です。なんとなく以前に行った「スターウォーズ展」を思い出しました。映画キャラクターものとなると、最近はこういったスタイルになるのでしょうか。
今回は写真の多さからもわかるように、等身大フィギュアの撮影が主な目的でもあったので、それらを実現できたことは満足です。

マーベル リュックサック