卒業式

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3月20日は小学校のムスメの卒業式でした。

小学校は6年もあるので、ふとこれからもずっと続くような錯覚を持っていましたが、やはり終わりは来るものですね。

ムスメは学校がとても好きでした。連休が続くと「はよ学校行きたい!」と言ったり、長い夏休みの終わりでも「学校始まるの嫌やな〜」と言うことはありませんでした。何かしら問題を抱えて、「行きたくない!」と言い出すこともなく、親としては毎日安心して通わせることが出来ていました。

学校を嫌がることなく、行くことが出来た大きな要因は勉強がそこそこ出来ていたことと、友達に恵まれたことでしょう。

親バカですが、ムスメは比較的努力家で勉強も頑張っていました。宿題は放課後に学校でやることが多く、わからないところは先生に聞きに行っていたようです。テスト前には自分で勉強もしていましたし、ネットから問題をDLするように頼まれたこともあった他、苦手とすることや不安な教科は問題集を買ってほしいと言い出すこともありました。

仲の良い友達はムスメよりも賢い子ばかりで、一人は私立を合格していますし、もうひとりは成績がオール5といった感じで、その環境に引っ張られたようです。おかげで6年の成績は殆どが5で、4が2つくらいでした。

また、クラスの子達もうまく行っていたようで、卒業に際して担任の先生に寄せ書きを送ろうとムスメが提案したところ、一日でクラスの全員が書き込んでくれました。卒業式の3日前に色紙を学校へ持っていたので、私はギリギリで揃わないのでは?と思っていたのですが、その予想を覆してくれました。

こういった普段の行動や出来事があると、自分のコドモがどういう環境に居るのか、そこでどう立ち振舞をしているのかを推し量ることが出来ます。それは家庭での会話で知ることが出来るのですが、こういうことも言うようになったのか、そういう考えもするようになったのかと、そのたびに親としての答えのない答え合わせをしているような感覚です。

世の中にその模範解答はあったとしても絶対的な答えはないので、その時点で、まあ悪くはないか、ベストじゃないけどベターかと思えるだけですが、何よりも笑顔で卒業式を逢えることが出来たのは喜ばしいことです。


旅立ちの日に(混声三部)


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