映画観ました「クエダム 禁断の都市怪談」(Netflix)

kuedamu

前回に続き、Netflixのホラー映画の話題。こちらは韓国の作品で一話7〜10分程度の短編が8話詰まった、映画というよりはオムニバスのドラマ作品です。

タイトルに「都市怪談」とあるように、いわゆる都市伝説的なスタイルでドラマは学校やタクシー、マンションのエレベーターなど日常の身近な状況が舞台となっています。舞台設定としてホラーによくありますが、前回の台湾映画「呪われの橋」と同様に新しい演出もありました。

その一つが「客」というエピソード。ネット配信をしている若い女性が、新居に引っ越して生配信をしていると、室内の背後で怪奇現象が起きます。ネットで生中継されているので、観ているユーザーが「志村、後ろ!後ろ!」ばりにコメントを投稿して注意を促しつつも、さらに怪奇現象が起きて…。と今のネットやデジタルの世界を上手く取り入れていて、霊の表現もアイディアが効いています。

そんな面白い部分もありながら、よくわからないエピソードもありました。

まず、女子高生が登場するエピソードが何話かあります。韓国の女性は顔が似ている(!)上に同じ学校が舞台で同じ制服を着ているので先のエピソードの続きなのか? 写真の人物と同じ人なのか? 見分けがつかず繋がりが把握できないところがありました。他にも、最終話の霊媒師が登場するエピソードは、霊現象やそれに繋がるパーツは登場するものの、それぞれの関係性がよくわかりませんでした。

あと、前回の「呪われの橋」でも触れたように、怖い存在が霊として登場するのに最後には人を襲うモンスターになり、誰かが死ぬことがオチになっているエピソードが複数あって、結末が同じに感じるものもありました。

表現方法でも気になるところがあって、Jホラーをよく見ている人だとわかると思いますが、貞子や伽椰子で用いられていた、寝そべりから立ち上がる時や起き上がる際に、首をもたげて硬直した骨がきしむような音をゴリゴリ立てて、その様子を早送りする見せ方があります。初めて見たときは不気味さもありましたが、あちこちで用いられて個人的には食傷気味です。その表現が何箇所かあり、またか…な感じでした。

そんな感じで韓国独特のホラー表現を期待していましたが、思ったほどではありませんでした。霊ものとゾンビは全く違いますが、ゾンビ映画「新感染」が面白かったので期待したのですが。

というわけで、恐怖を求める日々が続くのでした。夏ですからねw