香川で生まれ育った私の食生活にうどんは欠かせず、週に5〜6食はうどんもしくは麺類を食べています。そのためカップや袋物、乾麺など麺類のストックは欠かせません。
特にうどんは近所のスーパーで袋麺を買うこともあれば、やはりコシのあるうどんが食べたくなり、通販で購入することもあります。
そんな通販のうどんでも特にお気に入りが「亀城庵(きじょうあん)」のうどんです。亀城庵は香川のうどんメーカーで、丸亀の実家から歩いてすぐのところに直販店があり、帰省の際に買ったり実家から送ってもらったこともあります。
亀城庵の麺は半生タイプで、かけ・つけ、ひや・あつと食べ方にもよりますが、約10分程度茹でて麺に透明感が出てきたら水で洗ってシメると、コシのあるもっちりしたうどんが食べられます。香川で生まれ育った私が言うのだから間違いありません!
ちなみに茹でる場合はたっぷりのお湯で、箸で麺を動かさなくても勝手に沸騰した湯の水流でグルグル回るくらいの大きな鍋を使うのがオススメです。小さな鍋だと茹でるというよりも煮る感じになって、鍋の底にくっついてしまうことがあります。
で、ここからが重要。
亀城庵のうどんは美味しいのですが、お土産や贈答品として利用されることが多いので、ちとお高めです。私も食べたいな〜とネットで調べると、お土産・ご贈答価格で自宅で食べるには少し腰が引けます。
と、探してみるとアウトレット、訳アリ品があったのです!
何が訳アリかというと、うどんは平たく伸ばした楕円形をカットして麺にするため、端の方は麺の長さが揃っておらず、お土産用としては見た目に美しくないわけです。そして、この端の部分を集めたのが、訳アリ品として提供されています。
試しに取り寄せたところ部分的に平たい太めの麺も含まれていますが、長さがバラバラで食べづらいとかそんなことは全くありません。このページの写真を見ていただくとわかるように、正規品と比べても遜色なく、麺のコシもしっかりして激ウマです。
逆に私的には不揃いの部分があるほうが、機械で切っているのに人の手による包丁切りのような雰囲気が、香川のうどん屋のようで好きです。我が家でも香川のうどん屋で何度となく食べたことがあるヨメさんとムスメが、「うまっ!」と感激していましたから。
訳アリ品ということでパッケージは簡素で汁も付きませんが、価格は正規品の約半額で購入することができます。
注意して欲しいのは、うどんは茹でてから10分以内で食べるのが理想です。いくら香川のうどんであっても、茹で上がってから時間が経ちすぎると、スーパーの袋麺と同じくらい柔らかくコシが無くなります。これはどこのうどんでも同じで、茹でたてが一番です。時間が経った時は、再度沸騰した湯に通すとコシは戻りませんが、モッチリ感は感じられます。
この亀城庵の訳アリ品は楽天で購入できます。時期によって品切れになることもありますが、自宅で香川のコシのある、エッジの効いたうどんを食べたいなら超オススメです。
亀城庵 幻の端麺10袋つゆなしセット訳あり アウトレット