タグ別アーカイブ: アイアンマン

MARVEL展「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」へ行ってきた

7425B1D5-E3AA-4527-A626-941198F3E6FB_1_105_c

大丸梅田店で開催されている「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」展へ行ってきました。お盆休み、殺人的な酷暑になるとの予報でしたが、今年は帰省もせず特にやることもなかったので行ってきました。

開催期間は2020年8月10日(月)〜11月23日(月)と結構長め。本来ならもっと早いタイミングでの開催だったようですが、新型コロナの影響で延期されたそうです。

CCA3F461-96D4-4836-9B83-6C91ECAFD11A_1_105_c

展示内容は、MARVEL作品から主に映画のMCUシリーズにスポットを当ててあり、中でも「アベンジャーズ」を中心に扱っています。一応、MCUの映画作品全ての解説がパネルで展示されていますが、サラッと解説している程度で、メイン展示となる等身大フィギュアは「アベンジャーズ」の主たるキャラと小道具です。

IMG_5550

IMG_5552

IMG_5572

IMG_5580

そんな展示の中でもメインと呼べるのが、トニー・スタークのラボを再現したアイアンマンのホールオブアーマーです。マーク1からマーク7までが展示され、音楽と照明による演出が楽しめます。

IMG_5612

IMG_5564

IMG_5590

と、展示内容は20分もあれば見て回れるくらいのアッサリしたものです。入り口すぐの作品の解説も、熱心なファンなら既に知っている内容ばかりで、そうだったのか的な映画の裏話のような新たな発見は殆どありません。正直、これで一般1,300円は割高に感じます。ただ、会場内は撮影が自由なので、等身大フィギュアの撮影会費用と思えば納得もしやすいかもしれません。

IMG_5640

以前にハルカスで行われた「スター・ウォーズ」の展覧会の時に書いたことがありますが、最近のこの手の映画はCGが多いので、昔のように実際にセットやミニチュア、小道具を作る機会は減っていて、いざこのような展覧会をするにしても展示できるものが少ないのでしょう。あと、昔に比べると撮影所からの持ち出しも厳しくなっていると思われるので、小道具はあったとしてもレプリカばかりです。

展示のあっさり感に比べると、グッズ販売は充実しています。時々、各地で行われているポップアップストアで見かけるグッズに加えて、今回の展覧会オリジナルグッズもあります。まあ、グッズの充実ぶりを見ると、グッズ販売のための呼び水として展覧会があるような印象です。

あと、気がついたのが来場者に女性が多いこと。女性2〜3人だったり、家族連れでも女の子が熱心に写真を撮っている姿もあって、昔に比べるとヒーロー物は男性だけではなく、女性ファンが増えてますね。実際、大学でもデザインの課題制作でテーマを自由にすると、スター・ウォーズやMARVELを取り上げる女子学生も居ます。それも、スター・ウォーズよりもMARVELの方が女性人気は高いです。

といった感じで、展示内容の物足りなさは否めませんが、撮影大会として等身大フィギュアをバシバシ撮影できると思っていくならいいんじゃないでしょうか。


ホットトイズ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 ナノ・ガントレット