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映画観ました「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」

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最近、劇場で映画を観る機会が増えていますが、たまたま観たいものが続いているだけです。しかも、お得なレイトショー&楽天ポイント利用の楽天ペイ決済…。ケチケチで楽しんでいます。

というわけで、今回は「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」です。いつもどおりネタバレ無しで進めていきます。

スパイダーマンは過去に何度も映画化されていて、MCUのスパイダーマンシリーズとしては2作目。そして、先日の「アベンジャーズ/エンドゲーム」とも関わりがあります。

まだ「エンドゲーム」を観ていない方も居ると思うので、今回のスパイダーマンがどの時間の話なのかは、触れないようにします。MCUでは必ずしも公開順が、時代の順番とは限りませんからね。ここ1年のMCUをネタバレせずに楽しんで貰おうと思うと、こういう説明も加えた方が良いかなと。すでに観た人はなんのこっちゃ、ですよね。

ですが、過去の「アイアンマン」「キャプテン・マーベル」を観ていると、「え? あの時の? そういうことか!」と楽しめる設定になっています。それらはスパイダーマンからは時代的にかなり以前の設定なので、ここで書いてもネタバレにはなりません。

で、私の感想としては、まあまあでした。作品のテンポは良いし、ド派手なアクションだけでなく笑えるポイントも多く、全編を通じて楽しむことはできました。主人公のピーター・パーカーが高校生で、青春ドラマチックな設定も許容範囲ではありますが、もう一度劇場で観たいかというとそこまでではない、まあまあでした。

この「まあまあ感」は何か? と考えたのですが、すぐ前の「エンドゲーム」は宇宙からやってきた強大な敵を相手に戦っていたのが、今回は敵が人間だったのでスケールダウンした感じを受けたのです。ただ、思い返してみると過去のマーベル作品の、地球を舞台にした作品の敵は人間だった事が多くて、それに戻っただけなのですが「エンドゲーム」のスケールが大きすぎて、今回が小さく感じました。

日本のヒーロー物では、敵は宇宙から来た怪獣や怪人、モンスターが多いです。いわゆる絶対的な悪の存在。それに比べ、マーベルに限らず「バットマン」のDCのヒーローも、敵の多くは人間です。何かに失敗したり、貶められた人間の憎悪が大きくなったのが悪役で、その過程を知ると必ずしも絶対悪とは言い切れなかったりします。

これは日本人が「人間は誰でも本当はいい人なんだ」との性善説で、絶対的な悪は宇宙からやってくるのに対して、米国では「良い人でも人間は環境や周囲との関係によって、絶対的な悪になり得る」といった、より現実的な考えに基づいているのかもしれません。「ダークナイト」はまさにそうですし、今年公開予定の「JOKER」もそのようなストーリーです。だから米国のヒーロー物は、大人も観ることができる社会的メッセージを込めることができるんですね。

あれ? ちょっとネタバレしてる? この程度ではほとんどバレていないので、これからスパイダーマンを観る方でも十分に楽しむことができますよ。

ところで、最近の大作映画のパンフレットには「特別版」と「通常版」があるのをご存知でしょうか? 特別版はカバーが付いていたり、イラストページがより多く豪華です。そして、通常版に比べると200円ほど高い。最近観た「アベンジャーズ/エンドゲーム」「キャプテン・マーベル」などのマーベル系のほかにも、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」「スターウォーズシリーズ」も特別版がありました。

200円位の差なら特別版が欲しくなりますよね。でも特別版は数量限定で、公開から早々に売り切れてしまい、メルカリなどで転売の対象にもなっています。どこにでも出てくる転売屋!

で、私も早くに手に入れるため、最近では公開日か翌日には劇場へ足を運んでパンフレットだけ購入しています。映画は金曜日公開が多く、私は学校の授業で外出している日のため、その日に映画は観ないのにパンフレットやグッズを買うためだけに劇場に立ち寄ってるのです。

今回のスパイダーマンもパンフレットは公開日に購入し、映画を観るまで読みませんでした。転売屋さえいなければ、こんなことする必要もないのですけどね!


Marvel(マーベル) Spider-Man Far From Home 下敷き