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京都 護王神社〜菅原院天満宮神社~京都御苑巡り

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連休に京都市上京区にある、護王神社へ行ってきました。ここは今年の干支イノシシを祀る神社で、別名「いのしし神社」とも呼ばれています。昔、和気清麻呂が道鏡事件で鹿児島県へ流される際、足を痛めていたのを300頭のイノシシに助けられたという伝説があるそうです。そのため、足腰にご利益があると言われています。

護王神社を知ったキッカケは昨年末の新聞の記事で、今年の干支にちなんだ神社ということで取り上げられていました。今年はヨメさんが年女なので、それにちなんで初詣として選びました。

と、新聞で紹介され、今年に入ってからは関西のテレビでも取り上げられたこともあって、参拝客が多かった! 私達が訪れた時には、境内への入場制限がされていて、神社前には200人ほどが並んでいました。ただ、お参りが終われば滞在する時間も短いので、10分程度待っただけで境内へ入ることができました。

「いのしし神社」と呼ばれることもあって、境内にはイノシシの像などがたくさん。

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この日は白いイノシシが居て、珍しいものが見れました。

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そして、今年初めてのおみくじを引いたところ、家族揃って末大吉でした! 末大吉を引いたのは初めて(あるのも知らなかった)でしたし、3人揃うとは!

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護王神社に続いて、すぐ近くの菅原院天満宮神社へも立ち寄りました。ここは学問の神様として知られる菅原道真生誕の地らしく、受験ではありませんが、ムスメも「ねこねこ日本史」で、菅原道真のことはよく知っていたので学業祈願でお参りです。

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と、ここは意外と小ぢんまりしています。他の菅原道真ゆかりの神社は太宰府天満宮や北野天満宮など、規模が大きなところが多いですよね。ここは「生誕の地」というくらいなので、かなり立派な所かと思っていましたが、敷地も本堂もさほど大きくはありません。

考えてみると、人は誰でも生まれてすぐに何かを成すわけではなく、成長してから名を残すことをするので、後から生誕の地を振り返ると意外と特別な場所ではないのかもしれません。現代でも有名人が有名になる前からマークしているわけでもなく、後になって「あのへんに住んでたらしいよ」と、普通の住宅地だったり曖昧なことも多いですしね。

そういえば、天満宮と名の付く神社には牛があります。私の故郷、香川にも菅原道真ゆかりの滝宮天満宮があり、地元の人が受験する時には、必ずと言ってよいほどお参りをするのですが、そこにも牛がありました。

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調べたところ、菅原道真が丑年生まれだったことから、「神の使い」として境内に祀られているそうです。こういうのって、昔からなんとなく気にはなっていたけれど調べることもなかったことが、行くことで新たに興味を抱いて調べて知ることになる、てありますよね。今回は一緒に行ったムスメから「なんで牛が居るん?」と質問されたのをキッカケに、私も勉強になりました。

そして、護王神社と菅原院天満宮神社の東にある、京都御苑へも寄りました。私は2014年に訪れて以来。ヨメさんとムスメは初めて。二人はその広さに驚いていました。公園内はひと駅分くらいあるので、いい運動になりました。

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京都市内はどこもかしこも観光客で人が一杯ですが、京都御苑は広いので人は居るものの、さすがに大混雑はありません。

混雑といえば、この日は人の多さを避けて移動には地下鉄を利用しました。先日テレビでも報じられていましたが、平日でも京都市内は人が多すぎて、交通渋滞が常態化しているためバスの利用は時間がかかります。場所によってはバスかタクシーでしか行けないところもありますが、バス停は長蛇の列で、数本見送らなければならない時もあります。京都観光は、効率よく回れる順序を事前に考えておいたほうが良いです。


ねこねこ日本史(5)