あべのハルカスの24階にある大阪芸大スカイキャンパスで開催されている、「窪之内英策展 絵空ゴト」へ先月の展覧会前期に続いて、後期も観るべく行ってきました。本展覧会は前期・後期で展示の一部が変更になり、今回が二度目の訪問になります。
前期と比較して展示内容の変更はあったものの、割合としてはさほど多くはありません。現在TVで流れているカップヌードルのCM「HUNGRY DAYS ワンピース」や、「ブルバスター」「キャロル&チューズデイ」「ヤッターマン」のドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーの原画など、入れ替わっているのが明らかにわかるものもありましたが、なにしろ作品数が多いので、以前と変わっているのかわからないところもありました。言い換えると、それだけ見応えがあるということでもあります。
ちなみに後期も前期同様に、展示作品は撮影可能(フラッシュ不可、「HUNGRY DAYS ワンピース」不可)です。
展覧会内容、窪之内英策氏については前回の記事で相当書きました(笑)ので、そちらを御覧ください。
と、今回は中1のムスメと一緒に行き、窪之内氏の原画を基にコピックを使った塗り絵体験に夢中になり、かなりの時間を費やしました。おそらく2時間近く居たと思います(笑)。
コピック初体験のムスメは、初め苦戦していましたが塗りながら少し慣れたようでした。ただ、ムスメはデッサンをちゃんと勉強していないので、立体感を表現するための塗り分けがわかっていないため、上手な人の作品をお手本にしながら完成まで漕ぎ着くことができました。
ムスメは絵を描くのが好きで、以前からコピックを使ってみたいと言っていたので、今日は良い機会でした。他にも、窪之内氏による絵を描く上での心得を解説するマンガを興味深く読んでいましたし、再現されたアトリエのセットに自分が持っているのと同じボールペンがあり喜んでいました。あ、アトリエも前期とは展示が少しだけ変わっていました。
そして会場を出るときには、「楽しかったわ〜、この人の絵のファンになったわ〜」と言っていたので、連れて来た甲斐がありました。
展覧会には会場担当として、大阪芸大でデザイン学科の私の授業を受けている学生がいました。展覧会は大学主催で芸術計画学科が担当しているため、デザイン学科が関わっていたかな?と訪ねたところ、その生徒はバイトとのこと。窪之内氏の絵に囲まれて、バイト代まで貰えるとは羨ましい!
さて、グッズは前期の時に結構買っていたので、今回は会場に設置されている缶バッチのガチャガチャをやりました。できれば女性のイラストのが欲しいな〜と思っていたところ、見事にゲットできました。
展覧会は6月16日まで、あと一週間で終わります。以前にも書きましたが、この展覧会は大阪以外には巡回せず、今後この規模の展覧会は予定がないので、東京など遠方からいらっしゃる方も居るようです。気になっている方は是非行ってください!
ラクガキノート 窪之内英策作品集