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「ゴールデンウィーク」は映画業界用語だったことを忘れていた

そうなんですよね、「ゴールデンウィーク」は映画業界から生まれた言葉だったんですよ。ゴールデンウィークは、この大型連休期間中に映画館への入場者が増えることから生まれた言葉です。

それを忘れて、今日はムスメと「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊」をなんばパークスシネマへ観に行ったところ、危うく入れなくなりそうでした。

チケットは購入時にもらえるライダーのオマケに目がくらんで、先々月くらいに購入済み。ですが、前売り券で厄介なのは購入した時点では日時と座席が決まっていないところ。観たい当日に、カウンターで席を予約しなければなりません。ライダーの映画は春休み前に公開されていて時間も経っていたので、それほど人は居ないだろうと、上映1時間前に席を予約してから昼食をとりにいこうと考えたのです。

ところが、なんばパークスシネマに行ってみると、カウンター前は長蛇の列!S字行列がカウンター前を何度も往復した上に、劇場の外まで列ができていたのです。これはライダー映画が人気なのではなく、いま話題の「アナと雪の女王」を始め、「アメイジング・スパイダーマン 2」などの作品を見るためのお客さんです。今日は生憎の雨だったこともあって、「遠出は止めて映画でも行こうか」と考えた人も多かったのでしょう。私達はそれら作品とは関係無いのに、座席予約のカウンターは共通なので列に並ばなければなりませんでした。

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12時40分上映の回を観るために、余裕を見て劇場には12時過ぎに到着。約40分の余裕で楽勝と思ったのが、あまりの列の長さで上映時間までに席の予約ができるかどうかも怪しくなってきました。しかも、ライダー映画も「残席わずか▲」の表示。公開から時間が経っているため、スクリーンが小さなシアターになっていることもあって座席数も多くないのでしょう。

ちなみに「アナと雪の女王」は、正午の段階で直近の1時台の上映が完売。さらに夕方4時台の上映回も残席わずかとなっていました。2D字幕、2D吹き替え、3D吹き替えと3つのシアターでやっているにもかかわらずです。恐るべしアナ人気。

じゃあネット予約が良いかというと、そうでもありません。ネットは予約時点で席が取れていますが、肝心の劇場内の発券機に長蛇の列。そっちも上映時間までに自分の発券ができるかどうか、危険な状況のようでした。あれで間に合わなかったら途中入場はしたくないってことで、キャンセルでお金は返してくれるんでしょうか?

そして、私達の座席が予約できたのは上映5分前。結局、35分ほど並んでいました。二人揃って取れる席が最前列しか無く、ライダー映画は上映回数も減っていて、この回を逃すと明日になるので仕方なくその席で予約しました。上映中、途中入場してくる親子が何組かいて、彼らは先のネット予約の発券に時間がかかって、途中からになったようでした。

映画の内容は鎧武(ガイム)を中心とした平成ライダーに対し、藤岡弘率いる昭和ライダーが登場。さらにキョウリュウジャー、トッキュウジャーも出てきて何でもありのテンコ盛り。登場するヒーローが多く、さらにそれぞれフォームチェンジもあるので、展開が目まぐるし過ぎることこの上ない。いろんなヒーローを一度にたくさん観れたね〜、て感じで、ストーリーが全く残っていません。ちょっとやり過ぎ…。

それにしても、ゴールデンウィークの映画館をナメてました。人生でゴールデンウィークに映画館で映画を観たのは初めてだったので、いい経験になりましたけどね。


現代映画用語事典 [ 山下慧 ]